『定年バカ』

読書

主人が昨年、ぶじ定年退職しました。

めでたいのか、めでたくないのか???😕

どちらかというと日本では、定年後はあまりよろしくないイメージが強く、時間を持て余す不安、お金の不安などが取り上げられています。

私自身は個人事業主なので定年はありませんが、教員としての定年まであと2年。
やはり不安はありますから、二冊の定年関連本を買って、読んでみました。

が、しかし、何の解決にもならない。なるようにしか・・・ならん。
というのが正直な感想でした。

今回、懲りずに読んだのは『定年バカ』(SB新書、勢古浩爾著)
実はあまり期待していませんでした。定年本三冊目です。

「バカ」が付いたタイトルの本はあまり好きではないのです。

しかし、この本は・・・いい意味で期待を大きく裏切ってくれました。

実に痛快です。
これまでの定年本の常識を根本から覆すような内容でした。

定年本って、本屋さんへ行くと、いっぱい並んでいますが、どの本も同じようなことを書いてあります。定年までに貯金はいくらくらい貯めましょう、定年後には地域やボランティアで活動しましょう、定年までに趣味を持ちましょう、定年後も元気に過ごせるよう健康管理をしましょうなど。

私が以前買った二冊の本も同じようなことを書いてありました。

この本は、今までの定年本の教えと、全く逆の発想なんです。

定年後どう生きたらいいかについては、
「自分の好きにすれば良い」

定年バカ

と、あっさり一言で言い切っています。上から目線で「〜しなさい」「〜なければならない」というのが全くありません。

それどころか、有名な作家の実名も挙げ、世界的にもよく売れている定年本を、バッサリ斬って、斬って斬りまくっていくのです。ものすごいです。

しかも、それらの本に対して穏やかに指摘するのではなく、

「タイトルがウソくさい」だの
「たいして役には立たない」だの
「頭だけの適当な人」だの
「浅くて信用できない」だの
「この本にいかれた人はなにがよかったのかね」だの
「わけのわからん、しょうもないことをいっている」

とまあ、挙げればキリがないくらい、容赦なくメッタ斬りなのです。
ある意味、勇気がないとここまで書けませんよ、恐ろしくて・・・。

読んでいる途中でこんなに笑ったのは久しぶりでした。

カバーを見ると、「5万部突破」と書かれているので、売れているようです。

なぜ売れているのか?

おそらく、皆さん、これまでの定年本を読んで腑に落ちなかったことを、勢古氏が本音で書いたのが共感を呼んだのではないかと思いました。

読後感が、実に爽快な一冊でした。

めった斬りの部分だけ強調しましたが、実際に定年後を過ごしたご本人の示唆に富んだ思いや考えが書かれているので、定年不安を持つ方は、ぜひ読んでみてくださいね。

『続 定年バカ』も発行されています。早速、注文しました!

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