初めてこのページにご訪問くださった方は、「シエラネバダ3000キロの旅 Vol.1」からご覧ください。
マンモスレイク
昨日、マンモスレイクに着いたのは夕方。
豪華なリゾートホテルです。キラ〜ン⭐️
主人は大喜びです。
「すごい立派なホテルやな〜♪」
私「あ、ごめん、なんか違ってる。1泊140ドルやのに、この豪華さは絶対無いわ」(きっぱり)
ゴソゴソとスマホをいじる。
「Googleマップのピンを打ち間違えてる」
一同シーン。。。
というわけで、移動。
本当に予約していたのは、マンモスレイク・クリークイン。
受付のお姉さんは、腕いっぱいにタトゥが入っているけど、そこぬけに明るい笑顔で迎えてくれました。
「ハロー!ジャパンから来たのね。ウエルカム!朝ごはんは7時から地下のレストランで食べてね。ロビーにはコーヒーとクッキーがあるから、いつでも食べてね。マンモスレイクのパンフレットはあそこにあるからね。なんちゃらかんチャラ・・・」と早口の英語でまくしたてながらも、満面の笑み。豪華じゃないけど、良いホテルだね。
マンモスレイクはスキー場として人気のあるリゾートタウンです。標高が2000メートル以上あるので、涼しいです。昨日までの酷暑から比べると、10度くらい下がりました。
部屋にはエアコンが無く、ヒーターのみでした。おかげで朝まで静かで、やっと熟睡することができました。(ほっ)
マンモスマウンテン
ゴンドラ乗り場へ移動して、マンモスマウンテンの頂上へ登ります。

チケットを買って、ゴンドラに乗り込みます。

頂上は3371メートルの標高です。遠くの山々が360度見渡せます。

昨日通ってきた道も、はるかかなたに見下ろせて、最高です。お天気もバツグン!

北西の方角を見ると、
あ、もしや、あの形は
午後から行くヨセミテのハーフドームくんではないでしょうか!
(写真中央より少し右のとんがった山)
すっご〜〜い、ぜっけい!ヤッホー!
今日から4泊するヨセミテに期待が高まります。
ゴンドラを降りて、少しハイキングをすることにしました。
バスに乗って30分。デビルズポストパイル国定公園に入りました。約8万年前にマグマが冷えて固まった玄武岩のあるところへ歩いてみましょう。
バスを降りて、歩くこと、20分。
出てきましたよ、デビルズポストバイル。迫力あります。

さて、ここで引き返せばよかったのですが、欲を出して先にある滝まで行こうとしたのが
1時間半ほど歩いた末、ついにバテました。(主人は元気そのものでしたが)
朝は寒かった山も午後からは25度を超えて暑くなりました。
寒さ対策のため、めちゃ厚着してるわ、帽子は持ってないわ、ギブアップ。
ショートカットして、近くのバス停へ戻りました。ヘロヘロ。
ゴンドラ乗り場へ着いたのは、4時。今日は、ヨセミテにたどり着かなくてはいけません。
あと何キロ?100マイル。
ということは、160キロもあるやん。エライコッチャ💦

ちょっとだけ、寄り道してモノレイクという「環境破壊で物議を呼んでいる」謎の湖をみました。
時間が無いので、ヨセミテ目指して、どんどん走ります。
ヨセミテ
ヨセミテ国立公園の東口ゲートに着いたのは、6時くらい。まだ明るい。ここで、入園料を払うのですけど、私たちは昨年の夏「アメリカズ・ビューティフルパス」という1年間有効のパスを買っていたので、見せるだけでOKなのです。1年間アメリカの国立公園入り放題で80ドルは安いと思います。

ゲートから公園内を走るタイオガ・ロードと呼ばれる道を通って、公園の中心ヨセミテバレーへ行くのです。ゲートを入ると、絶景が続きます。切り立った崖や、広がる草原、緑の山々、深い森、どこを見てもうっとり。
私「ついにやってきたぞ、ヨセミテ!」
主人「いや、それはいいんやけど、一体この道いつまで続くの?」
というくらい、とにかく走り続けて、
ヨセミテバレーへ入ったのは7時を過ぎて、少し薄暗い。
今夜の宿、ハーフドーム・ビレッジあたりに着いたと思われるのですが、受付の建物がわかりません。
きっとこれに違いない、と入った建物は、フィットネスジムでした。親切なお姉さんが「ここを出て、あの道の向こうの建物が受付だよ」と教えてくれたので、やっとこ辿り着きました。
がしか〜し、受付にも観光客がずらっと並んでいますよ。ふ〜〜う。
一人一人に対して説明が長く、時間がかかっているのです。
ヨセミテではクマが出没するので、クマ対策のため「食べ物は車に入れたまま、離れないこと」「テントを離れる時は、クマが開けられないボックスに食べ物や歯磨き、化粧品などを入れること」「これらの規則を破ると罰金5000ドル」などと注意をしているのです。
鍵を受け取ってキャビンの部屋に入ったのは8時になっていました。
ビレッジの中には、素敵なカフェテリアもありますが、しんどくて食べに行く元気もなく、日本から持ってきたカップウドンどん兵衛を食することにします。

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