『続 定年バカ』

読書

先日読んだ『定年バカ』があまりにも痛快すぎて、『続 定年バカ』(勢古浩爾著 SB新書)もすぐに買って、一気に読みました。


一般的に、本でも映画でも続編は魅力が半減するものですが、この本は

全く衰えていません。

そればかりか、勢古節の炸裂度がますますパワーアップしています。

『定年バカ』では、数多くの定年本に対してメッタ斬り。有名な著者に対しても言いたい放題でした。おかげで笑い転げました。

今回も、まえがきから強気の書き出しで始まります。

内心、本気八分うぬぼれ二分で、これでほとんどの定年本の息の根は止まったな、と思っていた。

続 定年バカ

すごい!息の根を止めるつもりだったんですね。😂

そして、作者が懸念しているのが「人生100年時代」が日本社会に浸透しバカみたいに増殖していること。

期待通りに、今回も次から次へと人生100年時代について書かれた本や、定年本をバッサリ斬っていきます。

T氏の新刊の広告に対して
「じつに苦々しい。どいつもこいつもバカじゃないのか」

O氏の本に対して
「もうウソばっかり。しかも幼稚」「ちょっとひどすぎる」

Z氏の本に対して
「もうだれもわからないだろうからと、てきとうなことを書くのはやめようではないか」

N氏の小説に対して
「わたしにとって、この本を最後まで読めというのは拷問である」

M氏の本に対して
「わたしはかれは今度はどんな適当なことを書いているのか、と楽しむヘキがある」

S氏の本に対して「やかましいわ。わけのわかんないこと、いうんじゃない」

と一例を挙げるだけでも勢古節が出てくるわ、出てくるわ。

いつの間にか、本を読むというより斬っていく毒舌っぷりを楽しんでいました。
応援したくなってくるから不思議です。

勢古節が出てくるたびに、
「出た〜〜!」とウケる漫才のような感じ。(ちょっと失礼)

実際には、褒めている本も何冊かはあるのですが、そこは忘れました。(笑)


カバーには7万部突破と書かれてあり、よく売れているみたいです。
この本が支持されたのは、人生100年時代や定年後の不安に対してエラソーに書いた本に、多くの人はなんとなく疑問を持っていたのはないでしょうか。
もっと現実的で、ふつうの人々に響くことを正直に書いたことが、私自身とても共感を覚えました。

勢古氏は自身の定年後の生活について「たいしたことはまったくしていない」と述べていますが、この二冊の本を書かれたことって、(他にも著書がたくさん)

思いっきり、たいしたこと・・・

しているじゃないですか!🙃

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